アルミホイルで食材を冷凍する際に、こんなお悩みはありませんか?
- アルミホイルで冷凍するとくっついてしまう
- アルミホイルがくっついたときの食材の解凍方法が分からない
- ご飯・パンをアルミホイルを使った上手な冷凍保存の方法が知りたい
余ったご飯や賞味期限が短いパンはよく冷凍する食材ですが、アルミホイルで冷凍すると食材がくっつくのはストレスの原因になりますよね。
そこで、アルミホイルは冷凍するとなぜ食材にくっつくのか、また解凍方法や上手な包み方ついて調べてみました。
- アルミホイルで冷凍すると食材にくっついてしまう理由
- アルミホイルで冷凍保存したときの上手な解凍方法
- 食パンも大丈夫!アルミホイルで冷凍するときの上手な包み方
本文で詳しくご紹介します!
アルミホイルで冷凍すると食材にくっついてしまう理由
アルミホイルが食材にくっつく原因は、食材に含まれる水分や油分がアルミホイルの表面に凍り付くことが原因です。
そもそも、アルミホイルは非常に薄くて柔らかいため、食材と密着しやすいです。
それに加えて、アルミホイルは熱伝導率が高いことも言えます。
冷凍庫に入れてすぐにアルミホイルが冷え、そこから食材に伝わります。
急な温度変化によって出た水滴や食材そのものが持っている水分や油が合わさって凍り、くっついてしまいます。
アルミホイルで冷凍保存したときの上手な解凍方法
アルミホイルがくっついてしまったときの上手な解凍方法は、基本的には自然解凍がおすすめです。
特に、生もの(お肉・魚など)は自然解凍するのがベストです。
電子レンジを使っての解凍を避けることで、解凍中の加熱ムラやドリップの発生が防げます。
ただし、パンは、アルミホイルのままオーブンやオーブントースターで焼いたほうが良いです。
アルミホイルは熱を効率的に伝えるので、パンの水分を保持してふわふわの食感を楽しめるからです。
アルミホイルは電子レンジでは使用できません。
電子レンジで食材を温めたい場合は、食材をラップで包んだ上からアルミホイルで包んで冷凍保存し、解凍の際にアルミホイルをはずして電子レンジで解凍するという方法もあります!
食パンも大丈夫!アルミホイルで冷凍するときの上手な包み方
アルミホイルと食材がくっつかないようにする手順は、簡単2ステップです。
- 食材と接する面に食用油やバターを薄く塗る
- アルミホイルを軽くクシャクシャにしてから使う
アルミホイルは表面に凹凸があるのですが、クシャクシャにすることで凹凸が減りくっつきにくくなります。
また、食材をラップで包んでからアルミホイルで覆う方法も便利です。
冷凍する出番の多いご飯とパンを冷凍する手順を説明します。
ご飯

- 炊きたてのご飯を平らにラップに広げて粗熱を取る
- 丁寧にラップで包み、解凍時に熱が均等に行き渡るようにする
- 冷気を伝えやすくするために、アルミホイルでしっかりと包む
- 温かい状態でアルミホイルに包んだまま冷凍庫に入れて、ご飯がつぶれないように注意する
パン
- 食パンの表面に縦横に9等分の切り込みを入れる
- アルミホイルを食パンの2倍くらいの大きさで切る
- アルミホイルの真ん中に食パンを置く
- 隙間があると冷凍焼けの原因になるので、アルミホイルを食パンにぴったりと密着させ、隙間がないように包む
- フリーザーバッグに入れて、冷凍庫に保存する。
厚手のアルミホイルを使って冷凍すれば、破れにくいし食材の鮮度や風味をしっかり保護してくれます。
まとめ
この記事では、アルミホイルは冷凍するとくっつく理由と解凍方法やくっつかないようにする包み方についてまとめました。
- アルミホイルが冷凍庫でくっつく理由は、高い熱伝導率や水分の凍結によるもの
- 解凍方法は、基本的に自然解凍が良い
- パンはそのままオーブンで焼くとふっくら仕上がるのでおすすめ
- アルミホイルがくっつかないようにするには、食材と接する面に食用油やバターを薄く塗ると効果的
正しい保存方法や解凍方法で、冷凍した食材をおいしく食べられるようにしたいですね