フライパンはいろいろなサイズのものがあるので、購入する際には悩むことが多いです。
今回は、フライパンの深型と浅型それぞれのメリット・デメリットを比較し、どちらが使いやすいのかを調べました。
- フライパン深型のメリット・デメリット
- フライパン浅型のメリット・デメリット
- それぞれのフライパンで作ることができる主な料理
- 深型と浅型、どっちを買うべき?
本文で詳しく解説します!
フライパン深型のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・多彩な料理が可能 ・油の飛び散りを抑える ・料理の量を調節しやすい ・保温性が高い ・バラエティ豊かなレシピが楽しめる ・調理中の混ぜやすさ | ・重たいので力が弱い人には扱いにくい ・高さがあり収納に広いスペースが必要 ・立てて収納が難しい ・あおりやひっくり返しが必要な料理で使いにくい ・側面からの焼き具合が見にくい |
それぞれ詳しく説明します。
フライパン深型のメリット
深型フライパンは、浅型に比べて中身がこぼれにくく、汁気の多い煮込み料理や、こぼれやすい炒めものに適しています。
また、蒸し焼きや揚げ物にも使えるため、調理器具を少なくしたい人に最適です。
深さがあるので、大量の材料を使う際にもこぼれる心配が少なく、料理の幅が広がっていきます。
特に野菜たっぷりの中華料理にはおすすめです。
フライパン深型のデメリット
深型フライパンには、いくつかのデメリットも存在します。
まず、同じ直径の浅型フライパンに比べて重たい傾向があり、取り扱いが力の弱い方にとっては少し難しいことがあります。
また、深型フライパンは高さがあるため、収納スペースを広めに必要とします。
収納場所に限りがある場合は、ティファールやサーモスのような取っ手が取り外し可能なタイプがおすすめです。
さらに、深型フライパンは側面からの焼き具合が見にくいという問題もあります。
また、フライパンをあおりながら調理をするチャーハンなどでは、高いふちで難しくなることもあります。
フライパン浅型のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・軽量で取り扱いが容易 ・特に炒め物に適しており、初心者にも使いやすい ・収納スペースを取らず、持ち運びに便利 ・底面が広くふちが浅いため、余分な水分が素早く抜ける ・料理の幅を広げ、効率的な調理が可能 | ・材料がこぼれやすい ・大人数向け料理には不向き ・水気の多い料理に適さない ・底面が広くふちが浅いため、焦げ付きや味の濃さに注意が必要 |
それぞれ詳しく説明します。
フライパン浅型のメリット
浅型フライパンのメリットはいくつかあります。
軽量で取り扱いがしやすく、特に炒め物に特化しています。
力の弱い女性や子供にも使いやすいのが魅力で、焼き具合が横から見えるので、調理初心者にも手軽です。
また、浅型フライパンは厚みが薄く、立てて収納できるので、収納スペースを取りません。
材料を広げたり、あおったりするのが簡単で、余分な水分を飛ばしやすいのが利点です。
また、底面が広いため、異なる材料を同時に調理することができ、一つのフライパンで効率よく料理を進められます。
フライパン浅型のデメリット
浅型フライパンのデメリットは、内容物がこぼれやすいことが挙げられます。
また、同じ直径の深型フライパンに比べて、入る量が少ないため、多人数分の料理を調理する際には大きなフライパンが必要です。
さらに、水気の多い料理にも向いておらず、液体を加える際にこぼれやすいです。
また、野菜の煮物などで使用する場合も、底面が広くふちが浅いため、焦げ付きや味の濃さ、材料の煮え加減に注意が必要です。
フライパン深型で作ることができる主な料理

- 肉じゃが
- 煮魚料理
- チャーハン
- 野菜炒め
- スープスパゲティ
- 中華料理(八宝菜、酢豚、麻婆豆腐、回鍋肉、青椒肉絲)
- 蒸し物(焼売、肉まん、茶碗蒸し、サムゲタン)
- カレー
- シチュー
- 天ぷら
- かき揚げ
- ドーナッツ
など
深型フライパンは深さがあるため、汁気の多い料理にも適しています。
フライパン浅型で作ることができる主な料理

- ステーキ
- 焼き魚
- 焼きおにぎり
- ホットケーキ
- オムレツ
- 薄焼き卵
- お好み焼き
- 魚のムニエル
など
浅型フライパンは底面が広く、ふちが低いため、広げる作業やひっくり返す作業が必要な料理に適しています。
フライパンは深型と浅型どっちを買うべき?
深型フライパンがおすすめの人
- 煮込み料理をよく作る人
- 炒め物をよく作る人
- 中華料理が好きな人
- 大人数の食事をよく作る人
- アウトドアで料理を楽しむ人(深さがあるため、野外調理に適しています)
- スープやカレーをよく作る人
- 揚げ物が得意な人
- 鍋物が好きな人
- パスタ料理が得意な人
- 食材が飛び散るのが嫌な人
浅型フライパンがおすすめの人
- 焼き物料理が好きな人
- 炒め物料理が好きな人
- ホットケーキやピザをよく焼く人
- オムレツなど卵料理が好きな人
- ひっくり返す作業が多い料理が好きな人
- 料理の仕上げにお焦げを作りたい人
- 料理初心者
まとめ
この記事では、フライパンは深型と浅型どっちが使いやすいかをまとめてきました。
深型・浅型それぞれメリット・デメリットが存在します。
それらを考慮した上で深型や浅型かを選ぶポイントは、良く作る料理から考えていくといいです。
料理初心者さんは、浅型フライパンの方がおすすめです。
浅型フライパンは炒め物系料理に向いていて、操作が比較的簡単です。
底面が広く、料理の焼き具合を確認しやすいため、初めて料理をする人にも扱いやすいです。
一方、深型フライパンは煮込み料理やスープ、中華料理など、幅広い料理に使えますが、深さがあるため、操作がやや複雑で習熟が必要です。
この記事が、フライパン購入の際の参考になると嬉しいです