メレンゲ作りをするときこんなお悩みはありませんか?
- メレンゲがどうしても泡立たないけどなぜ?
- 泡立たなかったメレンゲを捨てずに再利用したい
- そもそもメレンゲを上手に作る方法が知りたい
一生懸命作ったメレンゲの泡立ちが悪いと悲しくなりますよね。
そこで、メレンゲが泡立たない理由や対処法と上手に泡立てるコツについて調べてみました。
- メレンゲが泡立たないのはなぜ?
- メレンゲが泡立たないときの対処法
- メレンゲを上手に泡立てるコツ
本文で詳しくご紹介します。
メレンゲが泡立たないのはなぜ?
メレンゲが泡立たない理由として考えられるのは、次の5つです。
- 砂糖を一気に入れてしまった
- 砂糖の量が多い
- ボウルに水分や汚れがついている
- 卵白に卵黄が混ざっている
- かき回す力が弱い
一つずつ説明しますね。
砂糖を一気に入れてしまった
砂糖は泡立ちを抑えてしまいます。
そのため、砂糖を一気に入れてしまうと泡立ちにくくなります。
砂糖を複数回に分け一度に加える量を減らし、徐々に砂糖を加えながら泡立てることが大切です。
砂糖の量が多い
砂糖の量が多くても、卵白の泡立ちが悪くなります。
そのため、卵白と同量以上の砂糖を使用する際は製菓用等のミキサーを使用することをおすすめします。
ボウルに水分や汚れがついている
卵白は、器具に水分や汚れなどが付着していると泡立ちが極端に落ちてしまいます。
ボウルや泡立て器は清潔な状態を保ち、しっかりと拭き取った上で使ってください。
また、泡立てる最中に水などが入らないように注意することも必要です。
卵白に卵黄が混ざっている
卵黄の成分には約3分の2ほど脂質が含まれています。
この脂質は卵白の気泡を潰してしまう性質を持っているため、混ざることがないようにしなければなりません。
そのため、小さなカップに1つずつ割卵するようにしてください。
かき回す力が弱い
メレンゲの泡立ち方は、泡立てるスピードと泡立て量によって大きく左右されます。
そのため、長時間混ぜても弱いかくはん力であればボリューム感のないものとなっていまいます。
空気を含ませることを意識しながら、素早く泡立て器を動かすことが重要なポイントです。
そもそも、泡立てには結構な力を必要とします。
疲労感を少なくしてメレンゲを作るなら、ブレンダーやミキサーを使うと楽々作れますよ。
中でも、飛び散らないしワンタッチで出来てしまう電動ポイッパーが人気です。
メレンゲが泡立たないときの対処法
メレンゲが泡立たないときの対処法をお伝えします。
- 湯煎で温める
- メレンゲを冷蔵庫で冷ます
- ラングドシャの材料にして再利用する
- カップケーキとして再利用する
湯煎で温める
メレンゲの泡立て方には2種類あります。
- 卵白を冷やして泡立てる方法「フレンチメレンゲ」
- 湯煎で温めて泡立てる方法を「イタリアンメレンゲ」「スイスメレンゲ」
湯煎で2〜3分、50度になるまで温めて再び泡立てることで、ツノの立った固さのあるメレンゲが出来上がります。
メレンゲを冷蔵庫で冷ます
メレンゲをボウルに入れたまま、冷蔵庫で30分程度冷ますと良いです。
生温くなった卵白では、メレンゲは出来にくいです。そのため、冷蔵庫で冷やしてから試してください。
冷やすと泡立ちがよくなるためしっかりとした固さのあるメレンゲができます。
ラングドシャの材料にして再利用する
ラングドシャは、元々卵白だけを使用して作ります。
そのため、失敗したメレンゲに薄力粉を加えるだけで生地が完成します。
カップケーキとして再利用する
カップケーキを作る際には、膨らませるためにベーキングパウダーを使用します。
ベーキングパウダーの代わりに泡立たなかったメレンゲを使用するとフワフワ食感のカップケーキを作ることができます。
メレンゲを上手に泡立てるコツ
メレンゲの泡立てに失敗せずに上手に泡立てるコツは、作業途中で卵白が温まらないようにすることです。
さらに、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいた卵を使用することや砂糖は数回に分けて加えることなどがあります。
そして、泡立ちやすくなるコツとしては「塩を少量加える」ことも挙げられます。
塩はタンパク質を固める性質を持っているため、味が変わらない程度のごく少量の塩を入れると泡立ちやすくなります。
まとめ
この記事では、メレンゲが泡立たない理由と対処法がなぜなのかまとめました。
- メレンゲが泡立たないのは、砂糖の量が関係している
- 砂糖は徐々に加えていくのが鉄則
- 卵は冷えたものを使う方が泡立ちしやすい
- 泡立たなかったメレンゲは再利用すると経済的にも良い
お菓子作りや料理でメレンゲを作ることがあったときは、量や温度に注意しながら作ってくださいね!